2016年9月14日にリリースされ、半月ほど経過した「iOS 10」。
リリース当初はWi-Fiでアップデートした場合にiPhoneが起動しなくなる(文鎮化)トラブルがあったようですが、現在は解消されているようです。
今回、ドコモ版「iPhone 6」をiOS 10に(あえて)Wi-Fiでアップデートし、mineo回線で問題なく使用できることを確認しました。
環境
- 回線: mineo ドコモプラン(Dプラン)・デュアルタイプ
- 機種: ドコモ iPhone 6(128GB)
- iOS: 9.3.5 → 10.0.2
更新前の確認
前回同様、mineoの公式サイトで「動作確認端末一覧」を確認しました。
iOS 10でも、すべての機能が使用可能とのことです。
更新前の準備
MacのiTunesでバックアップをとりました。
更新結果
無事にアップデート完了し、問題なく使用できています。
Wi-Fiでのダウンロードも含めた所要時間は、約30分でした。
チェックポイント
- データ通信(LTE、Wi-Fi)
- 音声通話(発着信)
- SMS受信
- LINEのメッセージ送受信
- テザリング(インターネット共有)
画面上部の「docomo LTE」表示は、iOS 10では「docomo 4G」に変更されています。
使用可能容量の変化
- アップデート前: 65.1GB
- アップデート後: 70GB
→約5GB増えた!
体感速度
ベンチマークテストは行っていませんが、体感速度の変化は感じません。
2年前に購入したiPhone 6でも問題ないレスポンスです。
気になった変更点
メジャーアップデートということで多くの点が変更されたiOS 10ですが、私が気になったものをピックアップしました。
ロック画面の解除方法変更
ロック画面の解除方法が、従来のスライド方式からホームボタンを押す方法に変更されました。
Touch ID(指紋認証)によるロック解除を有効にしている場合、ホームボタンでスリープを解除すれば、そのままロックも解除されるのでスムーズに使えます。
一方、スリープボタンでスリープ解除した場合は、更にホームボタンも押す必要があります。
[設定]→[一般]→[アクセシビリティ]→[ホームボタン]→[指を当てて開く]を有効にしておくと、ホームボタンに触れるだけでロック解除できるので便利です。
ホーム画面の壁紙が暗くなった
iOS 9よりも明らかに暗くなりました。壁紙設定時は次のような画像でも...
実際に設定すると、このくらい暗くなります。
プリインストールアプリの削除が可能に
iPhoneに最初からインストールされているアプリの削除が可能になりました。(一部のアプリは除く)
アプリのアイコンを長押しし、左上の「×」で削除できます。
削除したアプリが必要になった場合は、App Storeから再インストール可能です。
まとめ
メジャーアップデートのため少々不安でしたが、無事にiOS 10にアップデートできました。
これから導入する方の参考になれば幸いです。