可愛いポケモンを集めるだけでも楽しい「ポケモンGO」ですが、せっかくプレイするなら強いポケモンを育てたいですよね。
今回はできる限り強いポケモンを育てる方法をまとめました。
「頑張って育てたポケモンが、実は弱かった!」ということが防げればと思います。
強いポケモンの育成手順
強いポケモンを育てるための手順は、次の通りです。
1. ポケモンの「種類」を選ぶ
まず最初に育てるポケモンの種類を選びます。
ポケモンの強さは種類によって大きく異なるため、この選択はとても大切です。
各ポケモンの強さは次のサイトで確認できます。 海外のサイトのためポケモンの名前も英語ですが、画像があるので大丈夫だと思います。
https://thesilphroad.com/research
最初から表示されている[SPECIES STATS]でポケモンの強さが確認できます。
表示順は[SORT BY]から変更できます。(最初は図鑑の番号順)
- SPECIES NUMBER: 図鑑の番号順
- BEST ATTACK STAT: 攻撃力順
- BEST DEFENSE STAT: 防御力順
- BEST STAMINA STAT: 体力順
- BEST COMBINED STATS: 総合力順
基本的には総合力順(BEST COMBINED STATS)で、上の方に表示されたポケモンを選ぶことをおすすめします。
総合力BEST20
現在入手可能なポケモンの、総合力BEST20は次の通りです。(括弧内は進化前)
- カイリュー(ハクリュー←ミニリュウ)
- カビゴン
- ラプラス
- ウインディ(ガーディ)
- カメックス(カメール←ゼニガメ)
- ナッシー(タマタマ)
- ギャラドス(コイキング)
- シャワーズ(イーブイ)
- ヤドラン(ヤドン)
- フシギバナ(フシギソウ←フシギダネ)
- ブースター(イーブイ)
- ベトベトン(ベトベター)
- ニョロボン(ニョロゾ←ニョロモ)
- リザードン(リザード←ヒトカゲ)
- カイリキー(ゴーリキー←ワンリキー)
- ラフレシア(クサイハナ←ナゾノクサ)
- ニドクイン(ニドリーナ←ニドラン♀)
- ゴローニャ(ゴローン←イシツブテ)
- オムスター(オムナイト)
- マタドガス(ドガース)
上位はジムでもよく見かけるポケモンたちですね。
入手のしやすさも重要
ポケモンを進化・強化するためには、そのポケモン専用の「アメ」が必要です。
アメは同じ種類のポケモン(進化前後でもOK)を捕まえたときに3個、博士に送ったときに1個入手できます。
いくら強い種類のポケモンでも、入手する機会が少ないとアメが集められないので育てるのは難しいです。
場所やタイミングによって入手しやすいポケモンは異なりますが、イーブイ、タマタマは比較的集めやすいです。
また、総合力上位のポケモンは水タイプが多いです。 川など水のある場所では出現率が高いので、近くにある方は足を運んでみることをおすすめします。
近所の川で、ミニリュウ、コイキング、ヤドンに会えました。
※ミニリュウはドラゴンタイプです。
おすすめは「イーブイ」
イーブイは見た目も可愛いですし、シャワーズ、サンダース、ブースターの3タイプに進化できる優れたポケモンです。 必要なアメも25個と少ないので、早い段階で進化させられます。
入手性、可愛さ、楽しさも含めた総合評価はトップクラスです。
※最優先でゲットしているので捕獲率97%です!
2. ポケモンの「個体」を選ぶ
育てるポケモンの種類が決まったら、次は個体を選びます。
同じ種類のポケモンでも個体によって強さは異なります。
個体値とは
次の2体のコラッタは同じレベルです。(半円上の点の位置が同じ)
ところが、総合的な強さを示す「CP」はコラッタAの方が高いです。
レベルもHPも同じなのに何故?
実は、ポケモンGOには隠しステータスの「攻撃力」と「防御力」があり、同じ種類・レベルのポケモンでも各個体が持つ「個体値」によって差が出ます。
今回の例では、コラッタAの攻撃力、防御力の合計がコラッタBよりも高いため、CPも高いのです。
個体値はポケモンを進化・強化しても変わらないので、最終的に強いポケモンを育てるためには個体選びが必要です。
コラッタBも進化や強化で強くはなりますが、同じレベルのコラッタA(ラッタA)を超えることはできません。
※HPも個体値によって差が出ます。今回は隠しステータスの存在をわかりやすくするため、HPの個体値が同じ2体を選びました。
個体値の構成
個体値の項目と値の範囲は次の通りです。
- 攻撃: 0〜15
- 防御: 0〜15
- HP: 0〜15
攻撃、防御、HPすべての値が15であれば最高の個体ということになります。
また、HPの個体値については表示されているHPから計算することで正確な値がわかりますが、攻撃と防御は合計値しかわかりません。
そのため、「攻防22/30、HP13/15」のような表し方をします。
※ゲームデータに直接アクセスするツールを使用すれば攻防の正確な値もわかりますが、リスクもあるのでここでの紹介は控えます。
個体値の測定方法
先ほどのコラッタのように、同じレベルでCPが異なる2体がいれば、どちらが強いか比較することはできます。
しかし、比較対象のポケモンがいない場合や、より詳しく調べたい場合は別の方法が必要です。
種類の選択でも紹介した下記サイトにて、ポケモンの個体値を調べることができます。
https://thesilphroad.com/research
サイトにアクセス後[IV RATER]を選択し、個体値の測定に必要な情報を入力していきます。
個体値を測定するポケモンを選択します。 フシギダネをタップすると、ポケモンの一覧が図鑑の番号順に表示されます。
続いて[YOUR TRAINER LEVEL]のスライダーを、現在のトレーナーレベルに合わせます。
[ESTIMATED POKEMON LEVEL]のスライダーを、ポケモンのレベルに合わせます。 半円上の点の位置と、強化に必要な「ほしのすな」の数が基準となります。
今回のコラッタでは点の位置は156度、ほしのすなは2200です。
※正確に測るためには分度器を使用するか、必要な「ほしのすな」の数が変わるまで強化してから測定します。
最後にポケモンのCPとHPを入力し、[RATE MY POKEMON!]を選択します。
コラッタAの個体値が表示されました。
攻撃力と防御力(ATTACK + DEFENSE)は平均よりやや高めの18/30。
HP(STAMINA)はかなり高い13/15です。
ちなみにコラッタB(CP268)では、攻撃力と防御力が16/30で、コラッタAより低い値であることがわかります。(HPは同じ)
個体値はいくつならいいの?
ポケモンの強さをどこまで求めるかによって変わります。
攻撃力と防御力が30/30、HPが15/15であれば最高ですが、確率はかなり低いです。
また、最高の個体を選んでも進化させたら覚えた技がイマイチ...という可能性もあるので、厳選のしすぎは禁物です。
とはいっても貴重なアメやほしのすなを、個体値の低いポケモンに使うのはもったいないです。
少なくとも、個体値が半分(攻撃力+防御力 15/30、HP 7/15)以下のポケモンは、博士のもとで穏やかに生活してもらうことをおすすめします。
個体値測定における注意点
個体値の測定は、ポケモンのレベルが低い段階では誤差が大きいです。
私は攻防30/30、HP15/15のイーブイを見つけたのですが、育ててみたら実は攻防が29/30だったことがありました。
完璧な個体を選びたい方は、レベルの高い個体の中から厳選したり、何度か強化しながら複数回測定することをおすすめします。
3. ポケモンを最終形態まで進化させる
個体値の優れたポケモンを入手できたら、アメを集めて最終形態まで進化させましょう。
ポケモンの技は進化時にランダムに決まります。
できるだけ少ないコスト(アメ)で最終形態まで進化させ、技を確認してから強化するかどうか判断すると良いです。
「強化せずに進化させたら弱いポケモンになってしまうのでは?」と思うかもしれませんが、その心配はしなくても大丈夫です。
進化が先でも、強化が先でも最終的な強さ(CP)に差はありません。
イーブイの進化先は選択可能
イーブイの進化は特殊で、通常はシャワーズ、サンダース、ブースターの3体からランダムに決定されます。
また、ポケモンGOでは3体の総合力に差があり、シャワーズ、ブースター、サンダースの順に強いです。
進化前にイーブイの名前を変更しておくことで進化先を選択できますので、特にこだわりがなければ最初はシャワーズを選ぶことをおすすめします。
- シャワーズ: Rainer
- サンダース: Sparky
- ブースター: Pyro
※この方法が使えるのは、進化先ごとに1回のみのようです。当ブログでは3体全て(シャワーズ、サンダース、ブースター)で成功を確認済みです。
4. ポケモンの「技」を選ぶ
個体値の高い最終形態のポケモンを入手できたら、最後に確認すべきポイントは技です。
ポケモンの強さは、技によっても大きな差があります。
各ポケモンのおすすめ技は、以下のサイトが参考になります。
ただ、この段階でおすすめの技ではなかったとしても、基本ステータスは優れたポケモンですので大切にとっておくことをおすすめします。
過去に技の威力が修正されたこともあり、今後も変わる可能性があります。
5. ポケモンを強化する
「種類」、「個体値」、「技」強さを決める3つの要素を全て満たしたポケモンが手に入れば、あとはアメとほしのすなを与えて強化するのみです!
最初はトレーナーレベルを優先的に上げる
ポケモンGOで強いポケモンを育てるためには、トレーナーレベルの向上も不可欠です。
トレーナーレベルが必要な理由
次のシャワーズは、トレーナーレベル21の限界まで強化しています。(半円上の点が一番右にある)
トレーナーレベルを上げると、ポケモンの強さはそのままに、半円上の点が少し左に移動し、更に強化できるようになります。
また、トレーナーレベルが高いと進化後のポケモンやCPの高いポケモンを捕まえられるようになり、育成に必要なコスト(アメ・ほしのすな)を抑えることができます。
ゲーム序盤はポケモンの進化・強化はなるべく控え、トレーナーレベルの向上を優先することをおすすめします。
もちろん、レベルが低いポケモンでも個体値が非常に高ければ育てる価値がありますので、個体の選別は並行して進めましょう。
しあわせタマゴ+進化で効率的にトレーナーレベルを上げる
トレーナーレベルの向上にはXP(経験値)が必要ですが、「しあわせタマゴ」を使うことで30分間は通常の2倍獲得できます。
この状態でポケモンを進化させれば、1体につき1000XP(500×2)になるため、まとめて進化させれば大量のXPを獲得できます。
おすすめはアメ12個で進化できるキャタピー、ビードル、ポッポです。
また、進化後のポケモンが図鑑未登録(まだゲット・進化させていない)であれば2000XP((進化500+図鑑登録500)×2)獲得できるので、初めての進化もこのタイミングを狙いたいです。
おまけ
大切なポケモンを「お気に入り」設定で守ろう!
ポケモンを表示した状態で画面右上の星をタップすると、「お気に入り」に設定されてアイコンが黄色に変わります。
この状態だと[博士に送る]が選べないので、誤って送る心配がなくなります。
博士は厳しいので、間違って送ったポケモンでも絶対に返してくれません。
まとめ
強いポケモンの種類・個体を選び、最終形態まで進化させる。
良い技を覚えたら、あとはひたすら強化する。
以上のポイントを押さえておけば、強いポケモンを育てることができます。
ポケモンGOを本気で楽しみたい方にとって、参考になれば幸いです。