ブログを公開している方は、Twitterと連携して更新情報をツイートしている方も多いと思います。
私もこのブログをTwitterと連携していますが、今回ちょっと怖い経験をしました。
原因は私の不注意でもあるのですが...
読者の方が同じような怖い思いをしないように、情報公開したいと思います。
どんな目にあった?
今回の経緯は次の通りです。
1. ある「女子大生」にフォローされる
私のTwitterアカウントをフォローしてくれたのは、20代前半の女子大生で、アイコンも女性の顔写真。
しかも社長さんらしい。
世の中にはアクティブな人もいるもんですね。
私も一応男なので、女子大生にフォローされて気分が悪いはずはありません。
すぐにこちらもフォローしてしまいました。
2. すぐに届いたDM
その女子大生から、すぐにDM(ダイレクトメッセージ)が届きました。
DMは自分のことをフォローしている人に送信できるメッセージで、他のTwitterユーザーからは見えません。
メッセージの内容はフォローのお礼と、こちらが今「具体的」に何をしているか?という質問。
はじめてにも関わらず随分勢いのある質問と感じながらも、この時点では半信半疑だったので、当たり障りのない回答をしました。
3. 突如始まった儲け話
私の回答はあっさり流され、いきなり儲け話に。
いや、Web開発の勉強中とは言いましたが、儲けたいとは言ってないぞ?
その女子大生はネットビジネスで年間1,000万ほど稼ぐ凄腕の持ち主のようで、月10〜20万くらいは簡単に稼げるそうです。
で、何が怖かったかというと年齢と所在地を聞かれました。
怖すぎる...
そんなに簡単に大切な個人情報は教えられません。
今回の反省点
「女子大生」という言葉に騙されるな!
そのおっさん人は、本当に女子大生だったのでしょうか?
このような言葉に釣られない冷静な判断・正しい知識が、インターネットの利用時には不可欠です。
様々な人と手軽に交流できるネットの世界。
残念ながらその中には、悪意を持った人も含まれているということを忘れてはいけません。正体を偽るのも簡単です。
もしも不安なことがあった場合は、一人で悩まずにITに詳しい人に相談してみると良いでしょう。
フォロー返しは慎重に
これまでは自分をフォローしてくれた方に対して、こちらもフォロー(フォロー返し、フォローバック)していました。
しかし、今回の一件で改めるきっかけとなりました。
私がフォローすれば、「STDIOさんにフォローされています」という形で、他のフォロワーさんにもおすすめユーザーとして紹介されてしまいます。
場合によってはフォロワーさんをトラブルに巻き込んでしまうリスクがあります。
その点も含めて考えれば、自分が本当に良いと思う人・面白いと思う人だけをフォローすべきです。
目先のフォロワー数に踊らされてはいけません。
もちろん今回のおっさ...女子大生に対するフォローは解除し、これ以上関わりたくなかったのでブロックしました。
※既に上記のようなケースでお心当たりのある方は、誠に申し訳ありませんがフォロー設定を今一度ご確認ください。
突然のDMは返信しなくて良い
新しくフォローした人から挨拶メッセージが届いたら、「こちらもきちんと返信しよう」と思ってしまうかもしれません。 (私も今回、真面目に返信してこんなことに...)
基本的には知らない人からのDMは、返信する必要はありません。
実はTwitterには、フォローやDM送信を自動で行うツールが存在します。 このようなツールで不特定多数をフォロー・DM送信し、反応した人にアクションをかけるという手口は容易に想像できます。
中にはきちんとした理由があってDMを送ってくる人もいるかもしれませんが、下記に該当する場合は注意が必要です。
- フォロー数が異常に多い(何千フォローとかどうやって読んでいるのだろう...)
- セレブな生活アピール(高収入、高級料理、高層ビル)
- こちらのフォロー後、すぐにDMが届く(長文・定型文)
「ネットで稼ぐ」のはそんなに簡単ではない
おっさんの話では、ネットで月10万〜20万円稼ぐのは簡単らしいです。
すごいですね。
もちろん、十分な知識を持った人が、努力を積み重ねることで上記のような金額に到達することは可能だと思います。
ですが「簡単に」というのは無理です。少なくとも今の私には。
このブログも半年以上コツコツと更新を続けていますが、今回のおっさんには遠く及びません。
大好きなアイスコーヒーが、1日1本飲めるかな?というレベルです。でもそれが不満かといえば、そんなことはありません。
収入を得るということは「それに見合った価値を提供する」ということです。
このブログの記事数・質を考えれば、アイスコーヒーが1本飲めるだけでも十分にありがたいのです。
ですが、「しっかり学び、人の役に立つコンテンツを発信し続ければ、それに比例して収益は増える」という手応えは感じています。
もしも何の努力もせず、人の役にも立たずに簡単に稼ぐ方法があるとしたら、余程の幸運、あるいは誰かの犠牲の上に成り立っているものだと私は思います。
そのおっさんは、もしかしたらものすごい努力をしている方なのかもしれません。
でも残念ながら、人の話を適当に流したり、突然個人情報を尋ねるといった行動からは、その努力を感じ取ることはできませんでした。
なぜ人は「ネットで稼ぐ」に騙される?
人は未知のものに対して、大きな期待を抱いてしまうことがあります。
「このキャベツ、3,000円で売れるんだよ。」と言われて騙される人はいないと思います。
しかし、「このキャベツをネットで紹介して売れると、3,000円の収入が得られる!」と言われたら、興味を持ってしまう人もいるでしょう。
実体の見えにくいネットですが、その先にいるのは人です。
もしも「簡単に月10万円稼ぐ」などというフレーズを見かけたら、提供しようとするサービス・物を、ネット経由ではなく人に手渡しするのを想像してみると良いと思います。
その相手が嫌がっているとしたら、そんなものはネット上でも提供するべきではありません。
まとめ
Twitterはとても便利な情報共有ツールですが、気を付けて使わないと怖い思いをします。
この記事を読んでいただいている方は、くれぐれもご注意ください。